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曼荼羅 マンダラ タンカ 額縁付属 掛軸 肉筆画 チベット密教 仏教美術 一点物



曼荼羅 マンダラ タンカ 額縁付属 掛軸 肉筆画 チベット密教 仏教美術 一点物
33,000円



ユングとマンダラ ユング心理学の重要なキーワードに「マンダラ」 (Mandala)という言葉があります。 周知のようにマンダラは、元々インドのサンスクリット語で「Manda」という本質を意味する言葉に「得る」という意味の接尾語が着いた仏教の儀式などに使用される図絵のことです。 したがってマンダラは、本質や真理に至るための図ということにかいされます。 チベット仏教 (ラマ教)の宗教儀式などの際、僧侶たちによって、何ヶ月も掛けて制作される「砂マンダラ」の荘厳な美しさは圧巻です。 マンダラは、単なる装飾的な図絵ではありません。 それは仏教の宇宙観を感得するための助けとなるイメージの増幅器のようなものです。 日本では平安初期に空海が持ち帰った「胎蔵界曼荼羅」(たいぞうか いまんだら)と「金剛界曼荼羅」(こうごうかいまんだら)が有名です。 前者は、大日経をイメージしたもので、中心には「大日如来」が鎮座し、周囲には諸仏や 菩薩などが整然と配されています。 後者は金剛頂経に基づき作られた大日如来の悟りの智慧を象徴するもので、このふたつを合わせて「両界曼荼羅」と呼ばれています。 この魔法の絵とも呼ばれる東洋の「マンダラ」にヨー ロッパの心理学者ユングが注目した理由は、臨床で、患者さんが描くマンダラ的な絵に何度も遭遇したことに始まります。 そして、夢の内容も調べていくとマンダラを象徴するような夢が多いことに気が付きました。 ユングはそこで、チベットの高僧に、接見してマンダラの話を聞きました。 すると彼はこのようにマンダラを説明しました。 「マンダラとは・・・精神の像・・・であって、・・・ ラマ僧のみが想像の力によってこれを形成することができる。 マンダラは一つとして同じものはなく、個々人によって異なる。 また僧院や寺院に掲げられている ようなマンダラは大した意味を持たない。 なぜならそれらは外的な表現にすぎないからだ。 真のマンダラは常に内的な像である。 それは心の平衡が失われている場合か、ある思想がどうしても心に浮かんでこず、経典を紐解いてもそれを見出すことができないので、みすからそれを探し出さなければならない場合などに、 (能動的な)想像力によって徐々に心の内に形作られるものである」 (C・G・ユング「心理学と錬金術?」第三章「マンダラ象徴」1976 人文書院) ユングは、この東洋の不思議な絵図を、単なる東洋の人間に特殊な内面の表象などではなく、それが同時に、人間普遍の宇宙観を示すものであると考えるようになりました。 一面的に見れば、マンダラ図というのは、中央に中心概念があり、ある面で非常に中央集権的というか一神教的に見えます。 しかし大日如来という中心概念はマンダラにとって、絶対的な意味を持ものでしょうか。 どうもそうではないようでです。 本品は曼荼羅を額縁に納めています。 縦横41センチあり、フレーム色がゴールドなので曼荼羅のゴールドと溶け合い、額縁も含めての曼荼羅と言っても過言ではありません。 これが全て手書きなのですから驚きです。 当店では一点物にこだわりお客様が写真を見て好みのマンダラを選んで頂けるようにご紹介しています。 色々な角度から写真を撮っていますので「これは良いな」と思える逸品をインスピレーションでお選び下さい。 それはきっと末永く付き合う事が出来るマンダラとなる事でしょう。 【一点物】お写真に写っている商品を発送致します 製造国 ネパール 曼荼羅寸法 縦 約350mm(額縁込 41センチ) 横 約350mm(額縁込 41センチ) 重量 約1.5kg 額縁  付属品 紐(ひも) ※壁掛け金具は付属しておりません 材質 木製 フレーム色 ゴールド 表面 UVカットアクリル板(2mm厚)
True Stone
レビュー件数:5
レビューアベレージ:5

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